カラーとは？ RGB、CMYKって何？？
こんにちは！ 湘南 藤沢の小さなWeb制作所、S-Create Garageです。
今回は「カラーについて」をまとめてみようと思います。
以前こちらの記事でも少しだけ書きましたが、今どき原色をバンバン使った派手な色合いはデザインではNGです。
最初の頃は全く何も知らず「何をどうやったらいいのか？」という所から調べました。
そして基礎として知識を持っていたかったので、色彩検定(カラーコーディネーター)を取得しました。
実際に現場の第一線では「資格とかいるの？」と言われることも無きにしも非ずです。
Webデザイン検定も色彩検定も持っているからといって、その人の感性やレベルが高いというわけではありません。
しかし持っていれば一種の「看板」になるので、損はありませんし、会社によっては持っていた方が良いという場合もあるようです。
Webサイトで使用されるカラーは「RGB」
それではカラーについてを書いていきましょう！
RGBって少しくらいは聞いた事があるという人がいると思います。
RGBとはそもそも何のことでしょう？？
RGBとは「R＝レッド」「G＝グリーン」「B＝ブルー」
この三色のことを色の「三原色」と言います。
人間の目で認識できる色と出来ない色があるのですが、認識できるものの事を「可視光線」と言います。
虹の7色
赤 橙 黄 緑 青 藍 紫 （あか・だいだい・き・みどり・あお・あい・むらさき）
の事を指します。
よく「紫外線はお肌に悪い」と言われますが、紫外線とは読んで字の如く紫の外側(次にくる)色のことです。
例えば「可視光線である黄色い色が反射して眩しい」時は目を細めたりして光が目に入るのを抑止します。
しかし、紫外線はそもそも人間の目で観測できない色なので、どんな悪い物が目に入っていても分からないのです。
少しお話がズレましたが、この「可視光線」のうち全ての色を構成する３つの元になっている色がRGBとなります。
CMYKとRGBの違いって？
では、同じカラーでももう一つ種類があります。
それは「CMYK」と言われるモノです。
CMYKは「C＝シアン」「M＝マゼンタ」「Y＝イエロー」「K＝キー・プレート」
の４色でできています。
CMYKのKがBlack(クロ)と聞いた事がありますが、どうやら違うようです。。(´･ω･`)
どちらも似たようなものなのですが、CMYKは「減法混色」RGBは「加法混色」という違いがあります。
●RGB
色の作成の際に「赤・緑・青」を混合する時は、加法混色を用います。
「加法」と呼ばれるのは、作成の過程で黒の背景色から開始して光を加えていきます。
３つのカラーを全て組み合せると「白」になるのが加法混色です。
カラーテレビ、コンピュータモニタ、スキャナ、ステージ照明などがこの方法を使用して色を表しています。
●CMYK
色の作成の際に「シアン、マゼンタ、イエロー、キープレート(黒)」を混合する時は、減法混色となります。
RGBと違い、白の背景色から開始して「混ぜれば混ぜるほど理暗い色へと変化していく」最後に黒色となるのが減法混色です。
プロセスカラーとも呼ばれて、紙媒体等のカラー印刷の多くがこの4色で印刷されます。
（Kがあるのは、実際に真っ黒をCMYで作成することは不可能なので黒が用意されているのです。）
WEBデザインで使用するカラーはRGB
紙媒体に用いるカラーはCMYK
ということです。
PCCSとは？
もう少し踏み込んだところにPCCS（Practical Color Co-ordinate System）というものがあります。
これはヒュートーンシステムとも呼ばれるものです。
PCCSは「色相・明度・彩度」の三属性で色を表します。
また｢明度｣「彩度」を融合した「トーン（色調）」を用いて、「色相」「トーン」の二属性で表すことができます。
「色相」「トーン」によって体系化されたカラーシステムであることはPCCSの大きな特徴となっており、このシステムは「ヒュートーンシステム」と言います。
とっても視覚的にわかりやすいですよね。
まとめ
カラーについて今日は書いてみました！
なんでもそうかもしれませんが、少し勉強をし基礎を理解しておく事で、その応用の際に絶対に活きて来ると思います。
カラー検定１級はどちらかというと、ファッションやインテリアコーディネータさん向けかな？と思います。
Webデザインにおいては３級を持っていれば十分かなと思います！
Web制作をしていく上では、カラーは切っても切り離せませんので、少しでもこの記事を読んで身近な存在となってもらえると良いなと思います。
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それではまた！